ルータにVPN設定を施して、外部ネットワークからスマートフォンやWindows 10、Windows 11から接続確認を・・・と思ったらWindows PCからつながらなかったのでメモ。
NAT-T 設定
結論から言うと Windows 10 PCのNATトラバーサルの設定が無効だったためであり有効にするとつながった。 同じルータ(無線)に接続しているスマートフォンからは正常に接続ができており当該Windows PCからも別のルータや別環境へのVPNは正常につながっていたため、VPNを設定したルータ側の問題か?と考えていたのだが、こちら側と相手側のルータのNAT、NAPTの兼ね合いで生じていた模様。
つまり
つながる/つながらない | VPNサーバ | VPNクライアント | |
---|---|---|---|
○つながる | VPN環境1 | ←→ | スマートフォン A |
○つながる | ←→ | Windows PC B | |
○つながる | VPN環境2 | ←→ | スマートフォン A |
×つながらない | ←→ | Windows PC B |
という状況が起こりえるということ。Windows PC から見るとVPN環境1はつながってVPN環境2はつながらないのでVPN環境2の設定の間違いか?と思われるけれど、実は Windows PC 側の設定の問題だった。
スマートフォンはNAT-T設定が有効らしい。
実施したこと
以下を参考に実施。